帝国データバンク
(株)テット・オム(TDB企業コード988213117、資本金2400万円、東京都渋谷区猿楽町2-1、代表加藤和孝氏)は、7月10日に東京地裁へ民事再生法の適用を申請し、同日保全命令を受けた。
当社は、1976年(昭和51年)2月に創業し、81年(昭和56年)2月に法人改組。(有)テテの事業を引き継ぐ形で営業を開始した。主にメンズ向けの自社ブランド「TETE HOMME」(テットオム)のほか、「HALB」や「ADPOSION」などのブランドを展開し、いわゆるDCブランドの一角に位置していた。80年代のDCブランドブーム時には、人気TVドラマ「あぶない刑事」において舘ひろし氏が着用するなど人気を博し、相応の知名度を有しており、2008年8月期には年売上高約21億4600万円を計上していた。
しかし、その後は激しい価格競争の中で低価格化が進むなか、売り上げは年々減少し、2013年8月期の年売上高は約15億6000万円に落ち込んでいた。この間、慢性的な赤字経営に陥っていたため、経費削減を進めるとともに、各種販促活動や新規展開に注力。取引先に対する支払い繰り延べなどで繰り回していたが、ここにきて資金繰りがひっ迫し、今回の措置となった。
マジ!?テット・オム知ってるぞ。
有名なブランドだ。
倒産か・・。残念ですね。